うん、今回は頭痛くならなかったw 今回の記事でよくわかったことは・・・
猫かわいいね猫 いや、冗談ぬきでわかりやすかったですよ^^;
【2006/07/24 20:02】
URL | 大豆 #- [ 編集]
あ。何だか私のコメントが陰陽、もとい引用されている・・・(山○さんザブトン持ってってー) ありがたい反面、いい加減に書いた部分がクローズアップされて少し焦りが生じました(汗)
>(途中に四象や八卦を挟む説もあるが、概ね一緒なので無問題) 無問題じゃないよ、過去の自分(汗) 文献をあさるとホント色々書いてあるんですが、時代や著者、解釈その他モロモロで微妙に違い、しかも名前が違うだけだったり並列して化生されたり学説同士がシンメトリカルドッキングしたりM&Aしたりとまぁヤヤコシイこと限り無しなんですが……ある程度なら纏まるようです。
四書五経が1つ、易経では『太極・両儀・四象・八卦』と流れてます。 易。あの駅前とかでヒゲのお爺ちゃんが50本のハシ持ってやってるアレですが、陰陽思想に基づく占いなので、八卦が重要なのですね。 ちなみに、八卦(乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌)を、自分vs自分アリの総当り式トーナメント表で組み合わせたのが大成卦・六十四卦(はっぱふみふ……もとい、はっぱ=64だから)。 この六十四卦を更にトーナメントでカチ合わせた、64×64=4096の大大成卦を作った人も大昔はいたらしいんですが……あまりに桁外れなケタ数に当人もorz。 それ以来ダレも真似してない様子。その代わりに、陰陽を示す爻と六十四卦の組み合わせを用いた384爻というのがあるんですが超余談なので略します(汗)
話を戻して。上の易経の太極が、項羽と劉邦な漢の時代、『元気・陰陽・四時(四季)・万物』へと変化吸収。これが老荘の『道生一 一生二 二生三 三生万物』と合併して、一が太極とされ、その頭に『道』がくっつきトップに立ちます。 で。記事内にある北宋の周敦頤さんが五行(陰陽とは別に考えられた、とされる木火土金水を元素とする考え)を絡めて編集する際、 「最初が『道』ってソレなんかしっくり来ないじゃーん」とつぶやいた(かどうかは定かでは無い)ので別の言葉を採用して、 『無極・太極・陰陽・五行・乾坤・男女・万物』に到達。そして無極と太極の境目がなんだか曖昧なことに(汗) 無極→太極なのか無極≒太極なのか、個人的にココの区別が分からないです、諸説あって(汗) ……というわけで、
>蓮葉零士さんといい、私は到底及びそうもありませんね(笑) 私もかなり全然です(汗)
と。長い前置きでしたが、この最後の無極太極の解釈違いから、『無極而太極斬』の解釈も二通りできたりするのでそれを具申します(やっと本題) 仮説1・無極=太極 だとすると、ウィルさんの説そのまんまです(何) 仮説2・無極→太極 だとすると、斬の文字はこの『→』部分をブッタギル説。元の無(混沌)から力への変換を阻害するよーな。
そして御注進ですが、『無極(太極)=元気は確かですが、『この元気』=『ネギま!の気』とは限りません』。ていうか多分違います。 単行本12巻巻末の語彙集によると、『魔力=陽の気・気=陰の気という対応に』なっているそうで。これだとネギま!における魔力と気は、陰陽二気に対応しているようです。 ネギま!世界に陰陽思想が生かされているとしたら、魔力と気は、太極・無極(元気)を根とした兄弟とされているようです。 また、アスナの力が『“マジック”キャンセル』とか『“魔法”無効化』と書かれているせいで、しばしば魔力だけを無効化するような記事を見かけるのですが……。 気だって無力化してます。70時間目における小太郎の「とっときの『気弾』」とか。……もっとも、コレ以外の資料が無いのでやや曖昧ではありますが……(刹那の斬空掌・散は直撃してないですし(汗))
色々難癖付けて申し訳ないです(汗)。まぁ私の説が当たってるという保証もまた無いわけなんですが……なので第三者的意見が欲しいトコなんですが……。 この『無極而太極斬』。並居るネギまサイトの皆さん、ビックリするぐらいスルーしておられます(汗)。な、なぜだあああああっ!?とつい魂の叫び。 『而』か!? コレが変換で出せないからググれないのか!? 『しかして』で変換すれば普通にあるよ!?(オチツケ) ……この状況で、次回のネギま内で説明が無かったら、単行本16巻まで真実はオアズケです(汗)。ウィルさんが頼みの綱です(汗)。
えー。それで次のツッコミなんですが(申し訳ない(汗)) グランドマスターの件。コレはおそらく、和訳するところの総長かと思われます。……暴走族とか連合艦隊とかのアレではなく(何) グランドマスターの上の方に『マスターの上』と書いてあることから、恐らく間違いないでしょう。このマスターは、直訳するなら『修士』『長』ではないかなと。 キリスト教会内の細かなグループの単位である『修道会』のまとめ役がグランドマスター(総長)と呼ばれてます。イグナチオ=ロヨラもイエズス会の『総長』です。 ……と断言しておいてナンですが、全然違う可能性もなくは無く(汗) とはいえ、グノーシス派は宗派とかではなく考え方で正統派キリスト教内部に同調者もいましたし、素直に『総長』である可能性が高めかと思われます。 (……ゆうべダビンチコードを読んどいてよかった(汗))
長すぎるツッコミはこの辺りにしまして。 今回も興味深かったです。月と太陽や『合一』を思いっきり見逃していたのに気付けましたし(汗) アスナの咸卦法も、よくよく考えれば宇宙と人(マクロ・ミクロコスモス)の一体化ですね。この発想は出ませんでした。 陰陽における左右と、気魔を溜める手の左右が逆なのが気に掛かりますが……(それを言うと、陰陽に基づくはずのお内裏様お雛様の左右も、時期と地方によっては逆ですが(汗)) あ。あと、最後のにゃーに癒され(ry
では、これからも頑張ってください! こちらも勉強しつつ応援しております。
【2006/07/24 22:22】
URL | あさのきしだ #mvcB0rpk [ 編集]
初めて書き込みさせていただきますburgといいます。 いつもは見て、考えるだけでしたが少し考えにまとまりが出来たのでこちらに少しですが書かせていただきたいと思います。考察の一意見として参考になればと思います。 錬金術や陰陽道、道教などには大変興味があって語り出すと長くなりそうで、しかも手元にマガジンがないので短く簡潔に魔力と気について書かせていただきます。 私の考えは、ネギま世界では、気は魔力の一部であると考えます。これはどちらも何かに宿るエネルギーであること、カモ君が言ってますが根っこは同じという言葉からこう考えています。つまり無極而太極はこのエネルギーの事だとおもいます。 これを語り出すと長くなりそうなのでこの辺で失礼させていただきます。 長文駄文失礼しました。
【2006/07/24 22:53】
URL | burg #f/ZkqXXM [ 編集]
インド哲学にも触れてやって下さいー(泣) 結果論は大して変わらんですが,階層化されないところがちがいます
【2006/07/25 02:43】
URL | 通りすがり #- [ 編集]
はじめましてはじめまして、自サイトで「赤松健論」という考察記事を載せている者です。どうぞお見知りおき下さい。 自分のサイト内のコンテンツでは、「『魔法先生ネギま!』前史年表」 http://www1.kcn.ne.jp/~iz-/man/akamatsu/negima_backward.htmあたりがウィルさんにもお楽しみ頂けるのではないかと思います。 今回は、咸卦法と無極而太極斬について思うことがありましたのでちょっとコメントを。 「咸卦法」はKC12巻の巻末でも解説されてますが、元ネタは易経の「沢山咸」の卦ですよね。 http://www.e-tamatebako.com/eki/ka31.html八卦における沢山咸は、上下にバランスの取れた卦同士を組み合わせて、純粋な陰陽を取り戻そうとする形だと言えます(流出説の考え方にも似てますが、八×八=六四卦によって「64分の1に細分化してしまった気」を「1の気」に戻そうとしているわけですね)。 そこで「無極而太極斬」が出てくるのですが、これは咸卦法が易経に基づく技法だとすると、「無極よりして太極をなす」の後に、やはり易経の「太極が両儀を生じ、四象、八卦‥‥」を連想させます。 つまり、「無極而太極斬」は無極→太極→両儀という「分化していく作用力」を表したもので、「1に戻った陰陽の気を、再び2(陰陽)に分断する」技なのだと考えられそうです。咸卦法使いにとっては、やる気の無くなる技ですね(笑)。 また、ウィルさんの記事を読んで気付きましたが、気と魔力の合一は「三才合一(天地人の合一)」でもありそうですね。魔力=陽気、気=陰気であり、天=陽、地=陰ですから、人の中でこの二気を融合させようとする三才の理念と一致しそうです。 長文失礼しました。それでは、今後とも宜しくお願い致します。
【2006/07/25 22:29】
URL | いずみの #G7V3Ju4c [ 編集]
こんにちわー。 にゃー出てきたときはどうしようかと思いましたが、相変わらず濃い考察で驚きです。 正直、頭の中で漠然とイメージできても、それを文章にするのは難しいですよね。 無極而太極斬を検証するサイトが少ないのもそういった理由だと思われます。
ちなみにポイマンドレースとかヘルメス=トリスメギストスとかは 先週本誌を読んだ直後にwebでチラッと調べただけです(苦笑)。
余談ですが、ウィキペディアの「グノーシス主義」のページにあるグノーシスのクロスが…… MAHORAのO字クロスに通じるモノがあるように見えました。 深読みしすぎか? 最近は完全に脳が冒されています(苦笑)。
【2006/07/26 11:06】
URL | 慧 #y2PbBi1I [ 編集]
まずはコメントが遅れたことをお詫び申し上げますm(__)m
>>大豆さん まさか大豆さんが猫に反応してくるとはw それよりも、テイルさんのTB企画にこの記事を撰んでいただいたようで… あああ有り難うございますm(__)m また、記事でお礼させていただきますね♪
>>あさのきしださん もうツッコミ大歓迎ですよ(笑) もうホントに有り難いコメント有り難うございますm(__)m >『この元気』=『ネギま!の気』とは限りません』。ていうか多分違います。 これ、実は私も書くときに疑問に思いました(おい) >気だって無力化してます。70時間目における小太郎の「とっときの『気弾』」とか 確かに!これは見落としてましたな。 実はコミックスの資料集も忘れてましたよ(ちょ) グランドマスターの件と言い、まだまだ勉強不足ですなぁ(ノ∀`) どうか生暖かく見守ってやってくださいm(__)m
>>burgさん 貴重な意見有り難うございますm(__)m これからもどうかバシバシとコメントをしちゃってください(笑)
>>通りすがりさん いいいインド哲学!? そこまでは頭が回りませんでした(苦笑) いやぁ…深いですねぇ
>>いずみのさん いいいいずみのさんっ!? ご高名は存じ上げております。 赤松健論も幾度となく拝見させていただきました。 まさかこんな拙い記事を読んでくださるとは… 有り難うございますm(__)m >1に戻った陰陽の気を、再び2(陰陽)に分断する技 >三才合一(天地人の合一) なるほど。納得してしまいました。 これはやはり東洋オカルティズムも勉強せねばなりませんねっ! >今後とも宜しくお願い致します。 いえいえこちらもよろしくお願いしますm(__)m
>>慧さん >にゃー出てきたときはどうしようかと思いましたが 作戦に嵌りましたね(笑) 確かに文章にするのは難しいですよねぇ… 放置状態の無極而太極斬… >先週本誌を読んだ直後にwebでチラッと調べただけです 大丈夫です。私も最近になって調べはじめただけです(笑) >MAHORAのO字クロスに通じるモノがあるように見えました らしいです。蓮葉零士さんもそう仰っていました。 どっかにウロボロスの輪とかないモノですかねぇ(笑) それにしても私も最近脳が(汗) これは末期です(照)
【2006/07/26 19:36】
URL | ウィル #jxzyCluI [ 編集]
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